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かきうつし

開発者の体験談

「かきうつし」を作った理由

漢字を書けない私の経験から。

漢字を書けないことで、悩んできた

私はディスグラフィアがあり、漢字を自分で書くことができません。

そのことで、就職に悩んだことがあります。文字を書けないことを理由に、いじめを受けた経験もあります。書くことの難しさは、仕事や人との関わりにも影響していました。

仕事中は、電子辞書を持ち歩いていた

以前は、仕事中に電子辞書を持ち歩いていました。職場ではスマートフォンや携帯電話を取り出すことが禁止されていたため、漢字を確認するには電子辞書が必要だったのです。書かなければならない場面では、辞書で文字を調べ、見本を見ながら書き写していました。

今は、パソコンを使う仕事をしています。私の場合、ディスグラフィアによる仕事上の悩みは、ほとんどなくなりました。スマートフォンが普及し、漢字をその場で調べたり、画面を見ながら書いたりすることも、以前より受け入れられるようになったと感じています。

生活が変わるとき、手書きはまだ必要になる

それでも、手書きが必要な場面は残っています。

引っ越しや就職など、生活が変わるときには、何枚もの書類に記入することがあります。氏名、住所、本籍、家族の名前や生年月日。普段はパソコンで仕事ができていても、こうした場面では、また「書くこと」の難しさに向き合うことになります。

そのために作ったのが、「かきうつし」です。

よく書く情報をあらかじめ保存しておき、必要なときに開く。文字を大きく表示し、一文字ずつ、自分のペースで確かめながら書き写す。以前、私が電子辞書で一つひとつ調べていたような場面を、少しでも楽にしたいと考えました。

電子辞書を持ち歩いた私が、手元のお手本を作るまで。必要な文字を手元で確かめる「かきうつし」へ。
図解 筆者・アプリ制作者 RYO MOCHIZUKI 個人の経験です。年代や診断の詳細は補っていません。仕事や道具を変えたときの感じ方は、人によって異なります。出典:筆者本人の体験談本文・資料確認:2026-09-05
図の内容をテキストで読む
以前の仕事
携帯電話を使えず。電子辞書で確認。
現在の仕事
パソコンの仕事へ。仕事の悩みが減る。
残った困りごと
引っ越し・就職で。手書きが必要。

電子辞書を持ち歩いた私が、手元のお手本を作るまで。必要な文字を手元で確かめる「かきうつし」へ。

図解を大きく見る ↗

同じように、文字を書くことに悩んでいる方へ

このアプリには、私自身が「こんな道具があったら助かった」と思う機能を込めています。

同じように、文字を書くことに悩んでいる方へ。書類を前に困ったとき、必要な文字を確かめたいときに、「かきうつし」を役立ててもらえたらうれしいです。

自分に合う道具を使いながら、自分のペースで。そのための選択肢の一つになれたらと願っています。

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